昨夜、26日の全日本選手権に向けて、最終の追い込みを当クラブ・エースとしました。
Venus01に乗るエース、マサキはトップフォームまで引き上げています!
最終調整に付き合うには、自分のサイクリング車体では不足です。
白とオレンジのDuell Passionで走りました。
スティールフレームの最終兵器と言える、Dedacciai SAT14.5を使う・・
オランダのハンドメイドブランドDuellです。
乗り手の実力がエース・マサキと自分では比較にならないのですが・・
初期加速から鋭く加速するVenusと比較して、初期のキレは一歩譲ります。
でも・・
踏んで中間域からの伸びはDuellの方が出ると思います。
ペダリング下支点から後半セッツションに向けても、更に車速が乗るのは・・
いい鉄の最大の特性だと思います。
勿論、ガチガチの踏み切りテイストにも仕上げる事は可能だと思いますが・・
単純に硬いだけのフレームは、アシが無くなると同時に単なる錘と化します(笑)
若しくは、サラ脚状態で最後まで踏み切れる、シリアスレーサーなら最終まで加速します!
最新鋭レースカーボン車とは、明らかに感覚が違うSATの特性ですが・・
スティールの進化としては、スティールの延長線上に確実に位置している特性を持ちます。
その更に高性能型がDuell Vougeです。
Dedaccai EOM16.5で組まれる、現時点でのスティール最高性能車体だと自分は思います。
自分より、強い乗り手の方が乗るなら、マサキが踏むVenusからも離れないと思います!
路面を追うトラクション性もカーボンのコンフォート系によく似ています。
大きなギア倍を踏んでいくインターバルでも、硬い加速重視のフレームより踏んでいける感覚が確実にあります!
一般ユースで乗って疲れず、より脚が残るのは・・
Duellが信じる、最新鋭の進化したスティールかも知れません。
乗り心地がいいので、ロングでの疲れも相当に差が出るとも思います。
Avedio Venus01は性能ピークを研ぎ澄まして狭くしている代わりに・・
踏める乗り手なら、最高の武器です。
対して、DuellのPassionとVougeが一歩譲る部分は初期加速だけです。
脚に優しいのは、確実にDuellです。
どんな目的で乗るか?が一番重要な要素ですが・・
Duellは正式に我が国へ来るのが初めてです。
現在、ラボバンクで活躍するテオ・ボス選手も、嘗て国際競輪へ来日した際は・・
同社type NJSで参戦していました。
年間生産台数200台のDuellは、カーボン全盛の今こそ乗って頂きたい車体です。
スティールの可能性を信じて、ハンドメイドに拘るオランダのDuell
数で勝負のカーボンとは真逆な位置にいるブランドです。
でも、走りは負けません!
スティールを信じて来た方へ、是非お乗り頂きたいと思います。
Duell Passon by Dedaccai SAT14.5/250.000JPY(Tax less)
Duell Vouge by Dedaccai EOM16.5/310.000JPY(Tax less)
納期は8週間が目途です。
彼等Duellのキャッチフレーズは・・
Steel is Real!!
響きます!
Their method is as follows,
4 コメント
Steel is Real!!
イチコロでした(笑
msrwさん
こんいちは!
いいキャッチコピーだと思います。
自分もイチコロでした(笑)
乗り込んで、もっとインプレッションを発信してください
黒森小鉄さん
おはようございます。
自分が発すると、どう考えても完全な贔屓目になると思います!
でも、ここまで走る鉄を経験した事がありません。