前回のstrenuos ridingの日程が合わなかったT氏
昨日少しだけご一緒させて頂きました。
「長く走っていたい」と希望を持つT氏でありますが
その長く、はロングライドと言う意味でなく、人生の中で「長く」~
走ってゆきたい、と以前より考えておられたそうです。
某フィッティング理論により、ポジションをセットして頂いた~
との事からも、真摯な姿勢は「長く」への意気込みです。
お金も要したと想像致します、そのポジション
一度、オールアウト手前まで追い込んでゆくと~
明らかに、上半身を使えていない事を感じ取れました。
アップライトで詰まり気味な、そのポジションを
筋力と心肺機能は十分備わっているであろうT氏の身体力~
その全てを後輪へ効率よく伝える為に、
コラムを15mm、勝手に下げさせて頂きました。
膝の位置から、ペダリングの360度均等トルク
急斜面では、敢えて少しだけ踏力を抜いて走って頂くと~
相当既にアシにキておられる状況でも
最初のサラ脚の時と、そう速度変化はありませんでした。
走る事へ対しての理論は諸説あると思いますが、
上半身を含め、身体全体のパワーを効率よく使う事が重要だと思います。
その為には、現在主流であるフォームは~
多くの場合、ハンドルが、近くて高いと思います。
あれでカーボン車体に乗るなら~ペダリングは縦入力主体になり~
上半身を使を使えない為、上体が踏みに連動して揺れてブレる~
そのブレと揺する動きは、推進力には全く無意味な力だと思います。
T氏が、実際にどうお感じであられたか、その具体的な事は?ですが、
ひとつ言える事と致しましては、勢で踏む感じが抜けた事だと思います。
現在のHow to ride本の内容とは、全く違うかも知れませんが~
トラッククラブ伝統の可変乗り(笑)や、纏わるセオリーへご興味ある方
ご連絡下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=4c085bz4b7s
カマキリ走法へご興味御座います方も~
ご一緒致しましょう!(笑)
2 コメント
Lessonありがとうございました。後姿でフォーム観察できたのも一瞬、坂道で限界まで追い込まれ、恥ずかしいくらいにあっさり弱点が露呈しました。その後、コラム下げから始まるアドバイス感動しました。lesson後に向い風の多摩川を上半身と膝を意識しながら、慣性に頼らないようにトルクをかんじながらインナーでひたすら遡上、帰りに同じフォームでアウター解禁して帰宅しましたが、ぶれなくなった上半身からはシフトアップが苦にならず、加速が止まりませんでした。昨日は、子供達が寝た後に固定で三本ローラーに一時間、フォームチェックして、動画撮ってまた感動。更に、乗り込んでいきたいです。出てきた疑問は、下げた肘とブラケットの位置、握り方の関係。また、近い内にお邪魔いたします。
T
Tさん
先日はお疲れ様でした!
よいイメージや、力まない感覚のイメージ~
頭や机上ではなく
具体的に、ご自身の身体で感じて頂けた事、嬉しい限りであります。
自分が申し上げた事がもしTさんに合うのであれば、
ハンドルはあと僅か、送りセッティングになさると~
現在湧きあがっておられる、肘とブラケットの位置関係
解消の糸口かも知れません。
グリップにつきましては、
長くなりますので、次回にでも~であります。
ガンガン乗られて下さい、そしてどうか~
長いタームで、自転車を楽しまれて下さい!!