普段整備車体の掲載は控えさせて頂いておりますが
今回は個人的な思い入れが強く御座います車体を~
整備調整させて頂きました!
自分世代よりは、少し年上の皆様へはお馴染の~
丸紅山口自転車のBenny-X
ベニッスクで御座います!
実は今回、ベニックスを真近で見るのは初めてで御座いました。
まだDAがラインに御座いません時代、
このクレーンがシマノの最高峰RDとして存在しておりましたが
後の初代DAのRDもこのクレーンがキャリーオーバーされ~
ラインへ加わったと思います。
DAの先祖がクレーン~とも言える、と存知ます!
シマノのレバーサック!
当時自分はここだけ、カンパニョーロで御座いました(笑)
状態は比較的よい車体では御座いましたが
各部は結構な整備が必要でも御座いました。
オーナー様ともご相談の上
全バラでのフルレストアではなく、バジェットキャップを設定し~
その範囲内で最善を尽くす方向とさせて頂きました。
ランドナーの様式美へ拘る方からは、紐立ち上げが低過ぎる!
とお叱りを頂戴すると存知ますが~これは
オリジナルの紐立ち上げを参考とした結果~で御座います。
1973年版のデータでは、Hが末尾につく車体が560mmサイズ~
だったようで御座います。
自分個人は使った経験が御座いませんSR栄のステムとバー!
ヘッドとリアに御座います吉貝のクイック式アウター受も~
自分個人は使った事が御座いません!
50年前の車体が未だ現役でツーリングをする~など
ツーリストの自分は感涙で御座いますが
現在でも
自分はランドナーへよく乗っております。
これは高校時代の~当時は全線ダートで御座いました
奥多摩/ノコギリ山林道で御座いますが
ここは高校時代のホームコース~で御座いました!
高校時代~開通直後の南アルプススーパー林道
北海道~等々
ランドナーを駆り、各地を彷徨っておりました(笑)
しかしながら現在自転車へ乗る方は増えましたものの~
ランドナーで実際に走り、実際にツーリングをする方は
もう殆どおられない~とも存知ます。
今回個人的に思い入れが御座います~
丸紅山口のベニックスを触らせて頂き、
自分は想います。
自由に気ままに彷徨う旅~
速度など気にしない、頑張らない走行~そのような文化が
今のデジタル社会へこそ必要なのでは?
とで御座います!
http://cspeed.jp/products/%e7%a8%ae%e9%a1%9e/silk-randonneur-2/
今回触らせて頂きましたベニックスのライバル~片倉シルク
荒井さん入魂の1本も御座います!
ベニックスが50年の半世紀を超え、どのような轍を刻むのか?
楽しみでなりません。
Viva touring~で御座います!!